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【アフリカ大陸ジンバブエ】村の小学校は村の人たちが造る!という話を聞いて、実際に行ってみた。

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遠く離れた地方の村で、「村の人たち主体で学校を建設している」という話を聞いたんだけど!

 

 

Masikati!(こんにちは)

おーかです(´・ω・`)

 

わたしが今現在住んでいるのは、ジンバブエの首都ハラレ。

首都から遠く離れた村で「村の人たち主体で学校を建設している」という情報が!

 

青年海外協力隊としてジンバブエに来てから1年2か月。活動で一番悩んでいたこと。それが「現地の先生が主体の活動ができていない」、これでした。

 

そんな思いもあって、「現地の人たちが主体で」行われているという事業というものを、ぜひ見てみたい!と思ってですね、先輩隊員と実際にその村まで行かせていただいんです!

 

今回はそのお話をしようと思います。

それでは今回もどうぞよろしくお願いしますm(__)m♡

 

目次

 いった村はこんな村!

「村の人たちが主体となって学校を建設している」村は、首都ハラレから、バスで9時間先のゴクウェ・ノースという地区の中のチテケテという小さな町が最寄りの街でした。

地図の赤いところです↓↓

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この地方では、綿花ジンバブエコットンって意外と有名なんですよ)やトウモロコシ、落花生の生産が盛んにおこなわれています。しかし、乾季はかなり厳しいもので、およそ3か月間の雨期に雨が少ないと、作物も十分に作れず、飢餓に陥ることもあるそうです。

 

実際に、おととしの雨季に雨が少なかったため、農作物が十分にできず、食料の支援が外部から入ったそうです。

 

さて、わたしが今回向かった村は、チテケテという最寄りの街から車で道なき道を1時間半。

サファリをしているのかなっていうくらい、ただひたすら広大な大地が広がっていたかと思えば、なんでそこ曲がるってわかるんだよ!っていうくらい同じ景色が続いたり。

 

車はほとんど見かけませんが、ロバはかなり見かける、そんな場所。

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円錐型の藁でできた屋根が特徴の村の家がぽつぽつとあるだけ。ガタガタで舗装のされていない道。

 

1年もアフリカに住んでいてなんですが、この移動の時点でザ・アフリカを見た気がしました。ちなみに、ゾウなどの動物もいるんですって。首都では考えられませんよね。

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村の人たちが学校を建設していました。

到着した村の「小学校」

ぱっと見、ただっぴろい広場でした。

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ひろーーーい校庭。砂は砂漠のようで、足を持っていかれます。

そしてこの学校の教室がこちら。

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トタン屋根でできているだけいい方なんだとか。

教室というか、部屋、ではないですよね。壁もありません。

机も椅子ももちろんなくて、黒板はレンガを積んだものにコンクリートを塗ったようなものでした。

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学校は今長期休み中なのですが、学校に来ていた少年。近所の子かな。近所って言っても相当遠いんだろうけど…。

 

この辺の学校の子供たちは学校に通うのに10キロは平気で歩く言っていました。日本ではというか、ジンバブエでも首都にいると信じられない事実です。

 

この広い校庭の横のほうに、一つ大きな建物が立っていました。

これが、村の人たちが初めに建てた学校です。レンガも自分たちで作り、運び、これを作り上げたそう。

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この上の写真の右に写っているのがレンガ。そして左に小さく写っているが今建設中の校舎なんです。

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水を井戸から汲んで運び(かなり重いです)

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校舎建設のために使います。f:id:riosa0903:20170827180311j:plain

この学校に自分の子供が通っている通っていない関係なく、村の人たちで、ローテーションを組んで仕事をしているそう

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こちらはトイレ。グランドにきれーに石を並べてなんだか廊下みたいですね。

 

実はこの学校のほかに3校同じように学校建設中とのことで、そのうち2校も見せてもらったのですが、1つ完成したレンガの校舎と、こちら。

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屋根はトタンですらありませんでした。ジンバブエの雨季は本当に豪雨なので、これでは雨の日にはどうにもならないよなあ。といった感じです。

この小さな教室の横で、

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校舎の建設が進んでいました。

村の人の中でももともと家を建てたりする経験がある人達が集まっているんだとか。このプロジェクトをはじめる前に、村の人たちは研修も受けるんですって。

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皆さん、着々と、仕事をされていました。

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周りに大きなトラックや機械なんてものは見当たらなかったので、きっと手作業で作り、運んだんだろうなと思います。そして、この量のレンガを作るのも、相当大変だったろうなあ。と。

 

ー実際に村に行かせてもらいました。

 現地の人たちが、学校を建設していました。ー

 

日本のNGO・ADRA JAPANが行うプロジェクト

どこから学校建設の資金出てるの!?

誰が学校建てようって言いだしたの?!

 

いろいろ疑問があると思います。

 

実はこの学校建設プロジェクトには、1人の日本人女性が関わっているんです。

そう、このプロジェクトは、日本のNGO法人のADRA JAPANがおこなうプロジェクトなのです!

www.adrajpn.org

つまり、この校舎の建設(材料)費用は、日本が支援しているんですよ!

 

おーかはこの方と首都で出会い、お願いをして村での授業を見せていただけることになったってわけ。とってもありがたい!!!

 

そして、ADRA JAPAN がジンバブエで行う事業の目的がこちら。

事業目的:ゴクウェ・ノース地区の住民の多くが安全な水及び衛生環境で生活できるようになり、また、小・中学校の子どもたちがより良い教育環境で学習できるようになることを目的とする。
※対象としている小・中学校は、生徒数の増加などに対応するため、新たに設立された学校です。

引用:ジンバブエ|水・衛生|NPO法人 ADRA Japan (アドラ・ジャパン) / 国際協

 

そして、実際にジンバブエのわたしが訪ねた地区であるゴクウェノースで行っている事業がこちらです。

事業内容:

1. 安全な水の利用のために  

活動1-1. 貯水タンクの設置  

活動1-2. 浅井戸の設置及び修繕

 

2. 感染症予防のために  

活動2-1. トイレの設置  

活動2-2. 手洗い場の設置  

活動2-3. 衛生教育の普及活動(衛生トレーナーの育成、住民・子どもへのトレーニング)

 

3. 安心して学べるように  

活動3-1.校舎の建設

引用:ジンバブエ|水・衛生|NPO法人 ADRA Japan (アドラ・ジャパン) / 国際協

この3番の、校舎の建設、を、今回は見せていただいたというわけです。

 

日本のNGOジンバブエの村で事業をしているなんて、わたしは実際にADRA JAPANで働いているこの方に出会うまで、知りませんでした。

 

首都にいると、困ることも少ない分、満足というか満たされているからか、地方の情報を収集できなくなっていました。わたし、もっともっとジンバブエを知らないと!

 

さてさて、話を戻しましょう。

 

この学校の建設費用は日本が支援している。

そして、その資金を使って現地の人たちがみんなで学校を作っている。

 

…ここで、大切なことを教わりました。

 

大きなトラックを借りてモノを運び、首都から人を雇ってくれば一瞬で学校なんて経つのに。

そう思いませんか?

日本がもう少し支援額を増やして、トラックや機械を導入したり、首都から大工さんや専門の人を連れてきてしまえば、ロバで重たいレンガや材料を何往復も何往復もしなくて済むんです。

暑い日差しの中、ひとつずつレンガを作らなくて済むんですよ。

それに建設時間だって大幅に短縮できて、子どもたちがすぐに校舎で勉強できるようになる。

 

それでもそれをせずに、村の人たちが自分たちで学校を建てるのはなぜか。

 

ここ、大事!ホント大事!

なぜだと思います???

 

それはね…

村の人たちが自分たちの手で学校を建設することで、「自分たちの問題」としてとらえることができる。

そして、時間をかけて、努力したり、協力したりして自分たちの作ったものって、愛着と言いますか、大切に使いたいという気持ちを持たせますよね。

 

これが大切なんですよね。日本が支援して、なんかいつの間にか村に学校が建ってた!っていう状況より、自分たちが頑張って協力して学校が建った!という状況のほうが、学校を建てた後の村の人たちの気持ちが違う。

 

大学生の時に訪れたカンボジアにもたくさんありましたが、外国の支援でポンっと学校だけ立てて、子どもたちは通っておらず、箱だけの学校になってしまわないように、学校を建てた後も、現地の人たちでメンテナンスを継続し、環境を整えていかなくてはいけません。

 

そのために「自分たちの問題としてとらえ、自分たちで作る」という過程が大切なんですよね。

 

そしてまた、ジンバブエの人たちはそれができる人たちだから。

意欲や向上心もあれば、辛抱強さもある。

 

いつか外国からの支援が必要なくなる時が来て、自分たちで進んでいく、そんな明るい未来が見えた気がしました。

 

学費は1学期16ドル。払えない家庭状況をどうやって改善する?!

この学校建設現場を見せていただいたのに加えて、養蜂のワークショップが開かれていたのでそちらも見せていただきました。

 

養蜂?

 

はちみつですね。これを作って売ることによって、学費が払えない家庭で、学費の足しにしようというプロジェクト。

村の学校の学費は1学期(3か月)およそ16ドル(1700円くらい)。これが払えない家庭も少なくありません。

 

そこで、はちみつを作って売ることで1年におよそ60ドルほど稼ぐことができるそうです。これがうまくいけば3学期分の学費48ドルを払うことができるようになります!

 

それを実現するためのワークショップが行われていました。

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学校に行けていない家庭対象で行われていたワークショップ。

保護者も子どもたちも真剣に参加していました。 

 

始まったばかりのプロジェクトだそうなので、これからが楽しみです。

 

おわりに

ジンバブエの村の学校、いかがだったでしょうか。

村の学校を見せていただいて、ほんとうに勉強になることが多かったです。

そして、首都にずっといると知らないまま終わる事実だったなと思ったので、今回このような機会をくださったADRA JAPAN、ADRA ZIMBABWE、村の方々には本当に感謝です。

 

次は、この学校で授業をさせてもらった!編!

この村の学校で、私おーか、先輩隊員と一緒に体育と図工の授業をさせてもらったので、そのレポートをしたいと思います!

▼体育と図工をしてきたよ編はこちら★

www.saoriooka.com 

それでは、今回も読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m♡

 ちなみに村、そう、田舎は最高でした。

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