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フルーツ塗って木に貼って!~ジンバブエの小学校で塗り絵だけの図工からの脱却作戦!~【図工レシピ】

Mangwanani!(おはようございます)

青年海外協力隊としてジンバブエの特別支援学校で先生をしています、おおおか、です!

 

最近図工レシピを記事としてあげるようになったのですが、ここで、忘れてしまいがちなジンバブエの特別支援学校での図工における問題」についてサラッと復習してから、今回は図工レシピの紹介をしたいなって思います!

 

目次

ジンバブエの図工と問題

私が配属されているジンバブエの特別支援学校では、図工の授業はカリキュラムとしてちゃんと時間割に組み込まれてはいるものの、実際には実施されていなかったり、塗り絵の紙子どもたちに渡して「ただ塗る」と言った状況だったりが目立って見られました。

その原因としては、時間割自体がつめつめで、図工に割く時間がない、ということと、先生たちの中で「図工=塗り絵」が普通かつ図工のアイデアが少ないということが挙げられると考えています。

(ちなみに私の要請内容は、図工体育音楽においてのアイデア提供、です)

 

フルーツ塗って、木に貼って!

今現在、いろんな図工アイデアを子どもたちと一緒に実施しているわけなのですが、まずは先生たちに、私がやっていることに興味を持ってもらうことから始めています。

その一部なのですが、【図工レシピ】の初回で紹介した「僕らの街」と同じように、「塗り絵を活かした図工」をちょこちょこ取り入れてみています。

riosa0903.hatenablog.com

ということで、今回は、「フルーツ塗って、木に貼って!」を紹介しますよ~

材料✂

 □フルーツの塗り絵(手書きで用意)

□クレヨン

□ハサミ

□のり

□緑と茶色の色画用紙(なければ塗ってしまいましょう)

工程✎

工程自体は超絶シンプル!

 ①用意した塗り絵の紙を色塗り

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②色塗りしたフルーツをハサミで切り取って

③用意した画用紙の木に糊でペタッと貼り付けるだけ!

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フルーツの木ができました~

カンターン(/・ω・)/♡

対象👥

ECDクラス(小学1年生に上がる前の子たちのクラスです)

超ちびっこ4~6歳

肢体不自由、知的障がいがあるちびっこ 計6名

なぜかいつもお隣のクラスのちびっこが時間になるとやってきて一緒に授業をしたりも、、、、

 

授業風景📷

まじはちびっこと「レモンって何か知ってる?」というところから。

実物のレモンをもっていって、実際に目で見て、触って、においをかいで…。

塗り絵を行う前に「五感をつかう」!

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「はい、レモン塗るよ~!」

って始めてもいいんですが、なんかこう、もっと子どもたちの「心」に刺激を入れたい。ということで、ただの塗り絵からの脱出作戦①五感を使う場面を工程に入れる!

でした。

さて、みんなでレモンを見て感じた後、一緒に色塗り。

色塗り自体は別に悪いことではなくて、むしろいろんな練習になると思っているので、この工程もしっかりしっかり。

そして、ここのクラスのちびっこ達はまだハサミは早いので、私が切っておいて…次の授業で「貼る」!を行いましたよ~。

ででーん。

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レモンってどこからとれるの?とかお話しして、あらかじめ私が準備した木に貼り付けていきました。こうすることで、塗り絵で終わるところを、「糊を使う」という工程もり入れることができます。スティックのりなら糊をしっかり握って伸ばすという動作の練習にもなるし、液体のりなら手でのりを広げるときの、ぺたぺたぬるぬるした感覚も指先で感じることができます。

ただの塗り絵からの脱出作戦②糊を使って貼る!

でした!

そして出来上がりがこちら、、、

テッテレ~

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なんかかわいい。飾った後も「見て楽しめる」。これだから図工っていいですよね。ただ色塗りした四角い紙を壁に貼るだけじゃなくて、見て楽しめるものを…。

ただの図工からの脱出作戦③図工が終わった後も見て楽しめるようにする!

でした。

 

ただいまこのクラス、りんご、レモンのほかも、ぶどう、ばなな、、、など、フルーツ攻めを実施中です!!

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本物のブドウを見て、触って、におって、食べて…。

色塗り!

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実物を見ると、ちゃんと同じ色をクレヨンの箱から選べる子もいましたよ~。(青の子もいて、おしいなあ~って感じだけど、まあよし)

 

ちなみに、、、こちら、、、

担任の先生に、木を作ってやってもらってみた…ら…

どどーん。

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木の切り方もっとあるだろーーーーー(笑)!!!

しかも絶対これ、ブドウ子どもたち貼ってないやん!!!先生貼ったやつやん!!!(笑)

子どもたちの「のりで貼る」は達成されませんでしたが、先生が自分でやってくれたということが進歩、ということで、、、。

 

バナナもやりましたが、おおおか、こどもたちに嘘を教えました。バナナって、こうなってるんだよ~って教えたら、まさかの逆さま?

せっかく真似っこして貼ってくれたのにごめんね~(´・ω・`)

先生達に爆笑されました。。。

 

ただの塗り絵から脱出できそうか!?

ただの塗り絵からの脱出作戦をここでまとめてみると…

①五感を使う場面を工程に入れる

②糊を使って貼る

③図工が終わった後も見て楽しめるようにする

でした。

 

さて、先生たちがこれらをつかってただの塗り絵から脱出できそうか、、、ということなのですが、正直問題が見つかりました。

問題①実物のフルーツを先生が持ってきたくない(お金がかかる)

問題②先生が意外と不器用であんまりやりたがらない

 

問題①実物のフルーツを先生が持ってきたくない(お金がかかる)

そのままです。先生達自身も満足とは言えない生活を送っている分、あんまりお金はかけたくないのが本音。「サオリ、買ってきてね」が毎回。そりゃ生活が不安定なのに生活以外でお金を使いたくない、というのはそりゃそうだ、って感じなので、これはどうしようもないかもしれない…

 

問題②先生が意外と不器用であんまりやりたがらない

先生自身があんまり図工というものやってこなかったらしいです。大学でもほんのちょっとしかしないんですって。なので、私からすると「ただ木の形に画用紙を切るだけ」でも「できないからやって」と言われてしまいます…。

めんどくさいのもあると思いますが、ここはどうにかこの工程のメリットを伝えてやってもらえるようになりたいところ…。

 

結果、私自身、この作戦がいいと思ってやっていますが、今、私が日本に帰って、こういう図工を先生たちがやってくれるかというと、答えはNOでしょう

ただ、まったく同じじゃなくていいので、図工の工程にいろんな要素を取り入れられるよ!っていう考えが少しずつでも伝わったらイイなと思うんです。ということで、やっぱりもっと先生達と話をしていかないとな…って感じです。なんか伝わってない気がして…

 

おわりに

ハイ、今回は、ただの塗り絵からの脱出作戦!フルーツ塗って木に貼って!を紹介しました。

こういう現場で働いた経験がないので、日本の状況とジンバブエの状況を比べてどうこう言うことはできないし、実際自分がやっていることが正しいのか不安な毎日ですが、子どもたちにとって何がいいかなあ。っていうのを考えることを忘れないようにしたいなと思います。

先生達といっしょにそれを考えていけたら最高なんだろうな。

 

以上です!今回も読んでいただきありがとうございましたm(__)m♡

アドバイス、コメント。お待ちしています…!

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