Masikati!(こんにちは)
雨季真っ最中ですが、ここ2.3日青空が見えているジンバブエからおーかです(´・ω・`)♡
今は雨季で少し涼しいんですが、ジンバブエの9月10月ってほんっとに暑いんですよ。そのジンバブエの「暑さ」を利用したバティックづくり!に今回はチャレンジしてみたときのお話し~
目次
バティックってなに?
バティック(Batik)は、インドネシア、マレーシアのろうけつ染め布地の特産品。インド、スリランカ、イラン、タイなどでも多く見られるが、インドネシア、マレーシアのものが最も多い。 2009年10月2日インドネシアのバティックは、ユネスコの無形文化遺産に認定された。
バティックって、インドネシアやマレーシアの特産品なんですね!インドネシアに住んでいた母が、私がインドネシアに行ったときにバティックのワンピースを貸してくれたのを覚えています!
無形の文化遺産にも認定されていたとは!!!
そしてバティックの特徴と言えば「ろうけつ染め」であること。
ロウを溶かしたもので染める場所を限定して、模様を描いていきます。
ろうけつ染めの方法がわかりやすく出ていたので気になる方はこちらから↓↓
http://www.goodnewsfamily.net/howtobatik.html
さて、アジアの特産品であるバティックですが、ここアフリカジンバブエでもバティックのテーブルクロスやマット、クッションカバーなどをよく見かけます。
ということで!ということで??笑
おーかも作ってみました!
ジンバブエ流バティックの材料
□布用染料
□白い布
□ブラシ
□小麦粉←ココ重要!!
ジンバブエ流バッティックの作り方
材料のところでネタバレですが!
ロウではなく小麦粉を使います!!
※ジンバブエ流と言いましたが、おそらく私たちだけ(笑)
①小麦粉を水に溶かしてどろっどろにします!
※新しい布の場合は一度水で洗って乾かしたものでないと水溶き小麦粉をはじくことがあります。
②先が細い何かのボトルに入れて、さあ、布にデザインを描きます!(鉛筆で下書きしています。チャコペンがあるならそっちがいいです)
この作業が暑すぎて、立ちくらみ連発です!
ジンバブエの9月10月の強い日差しのおかげで、一瞬で水溶き小麦粉がパリッパリに乾きます!!自然の恵み~☀
③パリッパリに乾いたら、布をくしゃくしゃ~っと丸めて、乾いた小麦粉をバリバリッと砕いていきます!バリバリに割っても布からははがれません。
バリバリに砕かれた小麦粉の間に後から塗る染料が入り込んで模様に線が入ります。これはろうけつ染めの特徴と同じです!(後で写真見てくださいね(笑))
④今度は灼熱の太陽の下、バリバリの小麦粉の上から好きな色に染めていきます!
黄色が終わったら周りのピンク!
ピンクが終わったら丸の内側オレンジ!(黄色とピンク混ぜた)
⑤ぜーんぶ塗り終わったら、これまたジンバブエの強い日差しのおかげですぐに乾くので、乾いたら、アイロンをかけます!
アイロンで小麦粉が焼けて、クッキーみたいなにおいがしますよ~(笑)
⑥最後は水でしっかり洗って、小麦粉を落として乾かしたら完成!!!
Here is my batik🎨! pic.twitter.com/4f7K1KzALj
— Saori (@319ssM) 2017年10月25日
(↑↑おーかのTwitterの英語アカウントです)
日差しにやられそうにはなりますが、思ったよりも簡単に出来上がりました~♡
バティックできた。
— Saori Ooka**ジンバブエ (@319ss) 2017年10月25日
子どもたちと出来たらいいなぁ。
(問題は材料費) pic.twitter.com/j99iKIQPk0
模様の白い線が小麦粉で描いていた部分です。小麦粉でカバーされて色が付きません!バリバリに砕いたことでそこには色が入ってバティックらしい模様にはなります(´・ω・`)♡
ちなみに、出来上がった生地は仕立て屋さんに持って行って、トートバッグにしてもらいましたよ~
可愛くて、とっても満足です!
趣味をスキルに!特別支援学校の子どもたちと!
そしてそして、自分だけがやって楽しかった~で終わるのはもったいないので、活動先の特別支援学校の中学部の生徒たちと一緒にやってみました!
というのも、このクラス担任の先生も熱心な方で、子どもたちにスキルを!と授業でを縫い物をしたりしてるんですよね。
そこで今回は一緒にやってみようということで、やってみました!(問題の材料費についてですが、今回はわたしと同僚が使ったもののあまりを使用したのでゼロ、ということで!笑)
ドロドロの小麦粉でデザインして乾かして、、、
一緒に塗っていきます。
子どもたちもすごく積極的に取り組んでいました!
仕上げはおか~あさん♫じゃないですが、仕上げは先生で(笑)
今回のアクティビティが少しでも子どもたちの経験に、知識になったら嬉しいなと思います!
おわりに
今回使用した小麦粉のメリットとしては、ロウのように冷めると固まることがないので、子どもでも急がず作業ができますよね。やけどの心配もないですし。
最終的に、ろうけつ染めの場合は、布を煮てロウを溶かすのですが、小麦粉であれば水で洗うだけなので、最初から最後まで子どもたちだけでもできます!
わたしも初めてだったので、いつお世話わにっている同僚に教えてもらいながら行いましたが、とても面白かったです!小麦粉ならどこの国にでもありそうですし、どこでもできそうですね~
興味があればやってみてくださいね!
それでは今回も読んでいただきありがとうございましたm(__)m♡
あわせて読みたい
▼図工レシピまとめはこちらwww.saoriooka.com
▼子どもも大人も夢を!こんな記事も書いています
▼旅記事も書いています
Dance for everything!
人生にエッセンスを…♡