Masikati!(こんにちは)
ジンバブエの観光はヴィクトリアの滝というイメージしかなかった大岡ですが、最近は先輩隊員や近所の友達からたくさん話を聞いて、首都ハラレの近郊一人旅、始めました。
今回は、「ジンバブエの青の洞窟」に行ってきたので紹介します。
目次
青の洞窟
イタリアのカプリ島(青の洞窟 (カプリ島) - Wikipedia)や沖縄の青の洞窟(青の洞窟 (恩納村) - Wikipedia)は今はもう有名ですよね。
でもここジンバブエ、海がないこの国にも「青の洞窟」があるってご存知でしたか?
チノイケーブまでの行き方
ハラレの街のダウンタウン、マーケットスクエアというバス乗り場からチノイ行きのミニバス(コンビ)に乗車。チノイのタウンまで2時間弱(5ドル)です。チノイのタウンでミニバスを乗り換えて15分(75セント)ほどで、目的地のチノイケーブに到着です!
このミニバス、、、毎回書いているとおり、バスがいっぱいにならないと出発しないので、大岡今回も40分ほどバスの中で待機。待つのが大の苦手の大岡は、途中「やっぱ行くのやめる、降りる」と集客中の運転手さんに告げ、一度はバスを降りるも、必死に止められ再びバスに乗るという…(笑)大岡わがままか✋!!!
アフリカでの移動は時間に余裕をもって置くことをお勧めします。
と、いろいろありましたが無事出発。首都のど真ん中とはまた違って、アフリカ感のある道を2時間弱行くと、小さな町チノイに到着。
チノイの街はとってもこじんまりしていて、乗り換えも人に聞くとすぐわかります。
ミニバスを乗り換えて(ここでも少し待ちました)すぐすぐ!チノイケーブに行くとドライバーに伝えていたので、ちゃんとついたら教えてくれました。
帰りが不安になる交通量。。。(笑)
青すぎた泉、チノイケーブ
ミニバスを降りて右手にゲートがあり、そこを入ると受付があります。
入場料 一般:10ドル
ジンバブエ在住:3ドル
前回行った「バランシングロック:エプワース」もそうでしたが、ジンバブエに住んでいると、だいぶ安く観光できますね。IDカード持ち歩いていてよかったです。
チケットを買うと、外の案内板で簡単にルートを説明してくれます。
受付の場所からすぐすぐ!目的の洞窟までのルートです!
1人でドキドキしながら洞窟に入っていきます…
はっや!洞窟に入って30秒ほどで「青」が!!!
どんどん下ります。
このチノイケーブ、地上から46m下の泉で、水温はほぼ22度で一定らしく、「Sleeping Pool」と呼ばれています。
見えてきました!!!一人旅だったからか、誰にも共感を求められず、ワクワクが抑えきれず、ちょっと小走りで下ったのは内緒の話です。
それでは、皆さんにも、おすそ分けします↓↓
ジンバブエの青の洞窟、チノイケーブ。
水の透明感!!!2段階の青がとっても美しいです。なんだか吸い込まれそうな感じがして、修学旅行生いなかったら一人はなんだかちょっと怖かったです。
上を見上げると、、、
洞窟を下ってこの明るさの理由はこれです。吹き抜け!
ずっと座ってみていられる、そんな勢いの青さ。
魚も泳いでいます。水の動きはこの魚が水面を泳いだ時くらい。一枚のガラスを見ているようでした。
このスポットを少し離れ、もう一つのルートへ。今度は、暗い狭い洞窟の中を進みます。(修学旅行生のおかげで怖くありませんでした、ありがとう、ちびっこ)
Oh, my goodness.
綺麗すぎでしょ、ナニコレ。
先ほど見た泉の奥を上から眺めることができます。透き通る青に吸い込まれそう。
海のない内陸国ジンバブエで、こんなにきれいな「青」を見ることができると思っていませんでした。にしても美しすぎる…。
それってホント?こんなお話もあります
実は現地の人から事前にこの泉についての噂話を聞いていました。
この泉、アンセスター(ご先祖様)のいる神聖な場所。この「青」も、アンセスターが作り出した「青」だと。
それってホント?①
「この泉に石を思いっきり投げると、石は遠くには行かず、沈まず、投げた人の足元に帰ってくる。」
大岡、トライしてみよとおもいました。が、受付の人に「石は投げないでね」と先手を打たれ断念(笑)
一応、受付の人に、こんな話を聞いたけど本当?と聞くと、
「そういわれていたけど、実際は石は沈んじゃうから、来た人みんなが石を泉に投げて泉が石でいっぱいになると困るから、石は投げちゃダメ。それに、一応アンセスターの神聖な場所だからね。」
と。…理由(笑)一応神聖な場所って!理由の優先順位おかしい。
それってホント?②
以前アメリカから来たプロのダイバーがこの泉に潜ったことがあるそうだが、この「青」の泉の中で見たものは「別の世界」だったとか(綺麗とかそう意味ではなく)。何が理由かはわからないが、何を見たのかと他の人が聞いても「決して口にできない」(いろんな意味で)とダイバーたちは言った、とのこと。
また、この泉は神聖な場所であるため、許可を得た人でないと絶対に入ってはいけない、もし入ったら、そこから帰ってこれない、と。
この話を聞くだけで止めておけばいいものの、気になって調べると、ダイビングの記録も残っていました。この泉、1992年にアメリカのダイバーが水深135mまで到着しています。
詳しくはこちら▶Zimbabwe, Chinhoyi
というか、受付のところの案内板に、ダイビング$100て書いてあるよ…(´・ω・`)
神聖な場所なんです
こんな風に、「その言い伝え、実際は違いました」的な書き方をしてしまいましたが、現地の人の言い伝えでは、本当にアンセスターのいる神聖な場所。あくまで言い伝え、なので、今は違って当然なんですが、、、。ジンバブエはほかにもたくさんアンセスターがいる神聖な場所、がたくさんあるようです。今は観光地となってしまっていますが、現地の人たちが昔から大切にしてきた場所、観光客である私たちも大切にしたいなと、思いました。
おわりに
今回は、ジンバブエの青の洞窟、チノイケーブを紹介しました。
ジンバブエに来る予定のある方、ジンバブエは遠すぎて行けないという方に、旅のおすすめとおすそ分けができていたら、大岡とっても嬉しいです。
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